プログラミング学習への注目度は年々高まっており、ロボット教室とプログラミング教室は子どもの習い事としても定番となりつつあります。
ただ、ロボット教室もプログラミング教室もプログラミングをおこなう点では同じなのですが、それ以外の部分では結構な違いがあります。
今回はその違いについて触れていきたいと思います。

 

ロボット教室とプログラミング教室における4つの違い

ロボット教室とプログラミングには、主に４つの違いがあります。

 

授業内容

まず挙げられるのが授業内容です。
具体的には、何をプログラミングするのかという部分です。

 

 

ロボット教室はロボットを使って遊び感覚で楽しく作業することができて、同時に理数系の科目についても学ぶことができます。
プログラミング教室は主にパソコンを使ってゲーム感覚でできるのが魅力です。

 

身につけられる能力

ロボット教室もプログラミング教室も、論理的思考・発想力・創造力・集中力・問題解決力などが身につけられると言われています。
ただ、自分の手でものを作る作業がある分、ロボット教室ではこれらにプラスして、空間認識力が育ちやすくなります。

 

料金

ロボット教室とプログラミング教室では、料金にも違いがあります。
ヒューマンアカデミーの税抜価格で比べてみましょう。

 

ヒューマンアカデミーロボット教室

入会金	11,000円
月謝	10,340円
初期費用（ロボット代）	31,350円
テキスト代	550円
合計	53,240円

 

ヒューマンアカデミーこどもプログラミング教室

入会金	11,000円
月謝	9,900円
初期費用（ファイル・バック代）	2,200円
テキスト代	550円
合計	23,760円

 

ロボット教室では、やはりロボット代が大きいです。

 

年齢制限

ロボット教室とプログラミング教室では、年齢制限にも違いがあります。

 

 

実際にロボット教室とプログラミング教室を体験した子どもの感想

実際にロボット教室とプログラミング教室の両方を子どもに体験してもらったところ、どちらも楽しむことができたようです。
ただ、プログラミング教室ではパソコンの画面を見続けることで目が疲れた様子で、どちらかひとつを選ぶのであれば「ロボットを動かすのが楽しいからロボット教室」とのことでした。

 

ロボット教室とプログラミング教室それぞれのメリットとデメリット

続いては、ロボット教室とプログラミング教室それぞれのメリットとデメリットについて見ていきます。

 

ロボット教室のメリットとデメリット

 

プログラミング教室のメリットとデメリット

 

ロボット教室とプログラミング教室はそれぞれにこんな子どもにおすすめ

ロボット教室とプログラミング教室はそれぞれこのようなタイプのお子さんにおすすめです。

 

ロボット教室に向いている子ども

 

プログラミン教室に向いている子ども

 

小学生ならまずはロボット教室から始めるのがおすすめ

ロボット教室はもの作りやものの仕組みが気になっているお子さんに向いていて、プログラミング教室は自分でゲームやデザインを作りたいというお子さんに向いています。
もちろん、個人差はあるとは思うのですが、純粋に楽しみながらロボットを作るという経験は小学生だからこそできることでもあります。
そういったことを考えると、小学生ならロボット教室からスタートしてそこで基礎的なスキルを身につけて、本格的なプログラミングにも興味を持つようになってからプログラミング教室やプログラミングのコースに通わせるという形でもいいのかもしれません。
もちろん、ロボット教室とプログラミング教室のどちらがいいのかはひとりひとり異なります。
どちらがお子さんに合っているのかを判断するためにも、まずは体験してみることです。

 

体験教室あり！プログラミングが学べるロボット教室４選

最後に、プログラミングが学べるロボット教室を4つご紹介しておきたいと思います。
体験教室もありますので、是非足を運んでみてください。

 

ヒューマンアカデミー

ヒューマンアカデミーは国内でも最大規模のロボット教室です。
ロボット教材や月謝を考えても、コストパフォーマンスの面で優れたロボット教室と言えるでしょう。
プログラミングだけの教室もありますので、そちらはゲーム好きな子におすすめです。
是非、最初に体験に行ってほしい教室です。

 

対象年齢	年長～
月謝	10,340円
教材	日本を代表するクリエイターが監修したオリジナルのロボット教材やテキスト
教室数	全国に1,400以上

 

アーテックエジソンアカデミー

アーテックエジソンアカデミーは学校で多く採用されている教材メーカが開発したロボットを使います。
3年間のプログラムでじっくりとロボットプログラミングを学ぶことができます。
「自考力キッズ」という別カリキュラムでは、年少からプログラミングを使ったロボット作りもできます。

 

対象年齢	小学3年生～
月謝	約10,000円（月2回）
教材	独自開発のアーテックロボット 教室数：900以上
教室数	900以上

 

LITALICOワンダー

LITALICOワンダーは東京・神奈川・埼玉の3都県にお住まいの方におすすめです。
3都県以外の方でもオンラインがありますので、安心です。
子どもの個性に合わせた授業内容が特徴で、コースも充実しています。
途中でのコース変更も可能です。

 

対象年齢	年長～
月謝	1回あたり4,400円～
教材	WeDo2.0、マインドストームEV3といった教育用レゴ
教室数	東京・神奈川・埼玉の3都県で18教室

 

クレファス

クレファスは、レゴを使ったロボットプログラミングが学べる教室です。
教室内の大会はもちろん、レゴの世界大会への出場者も出ており、プレゼンテーションにも力を入れています。
近くに教室がない場合や料金をもっと抑えたい場合には、オンライン講座「e-crefus(イークレファス)」がおすすめです。

 

対象年齢	小１～
月謝	12,100円～
教材	WeDo2.0、SPIKEプライムといった教育用レゴ
教室数	約120教室