2020年プログラミング教育が小学校で必修化!

プログラミング教育の必修化とは?

プログラミング教育と聞いても、なかなかイメージが湧きませんよね。親御さんが子供の頃には存在しなかった授業ですし、イメージが湧かないのも無理はありません。

 

みんながIT企業に就職するということですか?

 

そう思われるかもしれませんね。

 

プログラミング教育が必修化される理由は、「プログラム的思考の育成」です。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、「順序立てて考え、試行錯誤しながら問題を解決していく能力」と理解していただければと思います。

 

そもそも「学習指導要領」とは何ですか?

学習指導要領の改訂に伴い、プログラミング教育が必修化されます。

 

学習指導要領とは、全国で統一した授業を行うために文部科学省が定めた教育課程の基準です。

 

年間の標準的な授業時間数に加えて、各教科の目標や一般的な教育内容が定められています。

 

全国の学校はこの基準に沿って授業を編成しているので、「...... はこの県では教えているが、隣の県では教えていない」というようなことはありません。

 

学習指導要領は約10年ごとに改訂されており、前回の改定は2008-2009年のため今回の改定に至ったわけです。。

 

ただし、改訂後すぐに授業内容が変わるわけではなく、約1年間の「周知」、さらに数年間の「移行期間」(子どもたちが学ぶ内容が脱落しないようにするためのクッション期間)を経て実施されます。

 

改訂された学習指導要領のポイントは何ですか?

ICT環境(パソコン、タブレットなど)の整備

2017年3月に小学校の新学習指導要領が発表されました。

 

そこには、「情報を活用する能力を育成するため、各学校において、コンピュータや情報通信ネットワーク等の情報手段を活用するために必要な環境を整備するとともに、これらを適切に活用した学習活動を充実させる」と書かれています。

 

ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、「学校がパソコンやタブレットを用意して、それを学習に取り入れる」という意味で理解してください。

 

具体的な授業内容は決まっていません

プログラミング教育については、具体的な学年や授業内容は決まっていない。

 

文部科学省の「小学校プログラミング教育の手引き(第1版)」では、プログラミングで正多角形の意味を踏まえて正多角形を描くシーンが紹介されています(小学5年生・算数)。

 

しかし、それは算数や理科に限ったことではありません。

 

"さまざまな教科・学年・単元で使える "のです。
算数・理科に限定されません。

 

各学校がある程度自由に実施することを想定しています。

 

決まったやり方があるわけではないので、ITに慣れていない先生や保護者は「どうしたらいいんだろう?」と不安になるかもしれません。

 

なぜ必修科目なのか?

コンピュータを使いこなす力、論理的思考力を身につけるため!
そもそも、なぜ小学校でプログラミング教育が必修化されたのでしょうか?

 

学習指導要領の改訂に向けた中央教育審議会の議論の中で、必修化の話が出てきました。

 

私たちの生活がデジタル化され、AIなどの新しい技術が生まれてくると、10年先の未来を予測することさえ難しくなってきます。

 

そのような時代に、子どもたちにどのような教育が望まれるのか?それを考えるとき子どもたちには、コンピュータを受動的に使うのではなく、主体的に使うことができ、プログラム的(論理的)に考えることができるようになる必要があります。

 

これが結論です。

 

実際、小学校の新学習指導要領では、次の2つの学習活動が規定されています。

 

(a) コンピュータの入力など、学習の基礎として必要な情報手段の基本的な操作を身につけるための学習活動
(b)プログラミングの体験を通して、コンピュータに目的の処理をさせるために必要な論理的思考力を身につけるための学習活動

 

これも難しい表現ですが、

 

(a) はタイピングなどのコンピュータの基本的なスキルのためのもの。
(b) は、コンピュータを操作するための論理的な思考法を身につけること。

 

コンピューターが社会に普及していく中で、それを使いこなす能力を身につけることです。

 

生徒1人に1台のタブレット」は可能か?

今後、小学校ではどのような変化が起こるのでしょうか?

 

義務教育化に加えて、よく耳にするのが「1人1台のタブレット端末の配備」です。

 

パソコンの活用といっても、子どもたちが触れるパソコンがなければどうしようもありません。

 

学校におけるICT(Information and Communication Technology)環境はどのように整備されているのでしょうか?

 

2017年8月に発表された「学校におけるICT環境の在り方に関する専門家会議の最終まとめ」によると2013年6月の「第2期教育振興基本計画」では、次のような環境を目標として掲げています。

 

(2013年6月の目標)

 

教育用コンピューター1台につき生徒3.6人分(3.6人に1台)
電子黒板、プロジェクターの設置
超高速インターネット接続率、無線LAN整備率100%。
......(略)

 

しかし、2016年3月に実施した調査によると、以下のような数値にとどまりました。

 

(2016年4月の実情)

 

教育用コンピューター1台あたりの生徒数6.2人(6.2人の生徒に1台のコンピューターを提供)
電子黒板の有無:21.9%
実物投影機の有無:42.8%の学校
ネットワーク(有線・無線LAN):校内LANが87.7%、無線LANが26.1%

 

この3年間で少しずつ改善されてきましたが、まだまだ目標には程遠い状況です。

 

そのため、2017年の「最終まとめ」では、「最終的には『1人1台の専用機』が望ましい」としながらも、ただし、学習者用パソコンの利用が各クラスで1日1クラス程度保証されるように、3クラスに1台程度とすることが適当であると目標を緩めた。

 

実際には、学習者1人につき1台のパソコンが理想的ですが、最低限、授業中に各学習者が1台使えるようにパソコンを配置しましょう。

 

文部科学省は、2019年度の各学校の準備状況やスケジュールについて調査を行いました(2019年11月1日)。

 

その結果、7割以上の学校がすでに導入しているものの、導入状況は都道府県ごとに異なることが明らかになりました。

 

教師は教えられるのか?

確かに、学校教育関係者や保護者の間では、義務化されたプログラミングプログラムに対する不安があるのは事実です。

 

授業にある程度の自由度があるのは魅力的ですが、具体的な内容が見えにくいのです。

 

ITに詳しくないので、教えられないかもしれないという先生もいます。

 

しかし、具体的に見えにくいからこそ、「私はITに詳しくないので、教えられないかもしれません。」という先生もいれば、「うちの子がついていけるかどうか不安です。」という親御さんもいるのです。

 

このような声を受けて、「未来の学びコンソーシアム」という組織が設立されました。

 

文部科学省、総務省、経済産業省が協力し、学校関係者、自治体関係者、教育・IT関連企業、ベンチャー企業などが参加して設立された官民連携組織です。

 

同団体が発行した冊子「小学校でのプログラミング教育の必修化に向けて」には、以下のような狙いがあります。

 

先生方のプログラミング教育に対する不安を解消し、安心して取り組めるようにすること。

 

冊子「小学校でのプログラミング教育の必修化に向けて」では、「先生方のプログラミング教育への不安を解消し、安心して取り組めるようにする」ことを目的としています。

 

実際に不安の声が上がっているんですね。

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教室数 37教室

北海道、宮城、東京、埼玉、神奈川、千葉、石川、愛知、三重、京都、大阪、兵庫、奈良、沖縄
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11,000円~22,000円(税込)
※スクールごとに異なる
10,450円~15,620円(税込) 20,000円~50,000円(税込)前後
※コース毎に異なる
※年間で使うワークブック代別途
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ロボット製作
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年42回(一部24回) 3歳以上
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  • 体験授業が有料でした。他の教室と比べて月額も割高なので通い続けられるか不安はあります。
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教室数 1教室

東京(大崎)、オンライン(通信講座)
入会金 月謝 教材費
11,000円(税込) 11,000円~16,500円(税込) 機器レンタル代として
月額2,200円(税込)
授業内容 授業回数 対象年齢
プログラミング
Scratchプログラミング
Unityプログラミング
6ヶ月で20回のレッスン 小学1年生~中学3年生
  • MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボが開発した「ScratchJr」でプログラミングが学べる。
  • 本格的な概念が理解出来るようになったら、ゲームの本格的な開発にもチャレンジ可能!
  • 授業の中でプレゼンテーションスキルについても習得することができる。
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  • 異年齢、異進度の子どもたちが寺子屋方式で学び、各人の学習進度に合わせて進められるのが気に入っています。
  • コミュニケーション力やプレゼンテーション力などアウトプット力も鍛えられるのが嬉しいです!
  • 専任講師が優しく教えてくれるので、子どもが楽しく通っています。

スタープログラミングスクール

  • 同時入学がお得!家族割として兄弟姉妹で同時入学すると入学金が全員0円。

教室数 個別学習24教室、集団学習71教室

福島、東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、静岡、愛知、新潟、長野、広島、福岡、オンライン(通信講座)
入会金 月謝 教材費
6,600円(税込) 7,700円~13,200円(税込) 月会費2,200円(税込)
※コースによって異なる
授業内容 授業回数 対象年齢
ロボットプログラミング
タブレットプログラミング
全40回~80回 小学1年生~中学3年生
  • 個別教室か集団指導のどちらを受けたいか、お子様の特性に合わせて自由に選択ができる。
  • タブレットプログラミングコースなら初心者や低学年でも楽しくプログラミングが学べる。
  • Webプログラミングコースはデジタルハリウッドとの連携で最先端のレッスンが受講可能。
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  • 1つのことに集中するのが難しい子でしたが、先生方のおかげで安心して通わせられます。
  • 講師のポジティブな言葉がけが多く、子どもたちも楽しく学べているみたいです。
  • 他の子の作品に触れることで様々な発想力育成に繋がり、大きな刺激になっています。

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  • 兄弟姉妹で通われる方に、ひと組で毎月1回分の受講チケットプレゼント!

教室数 3教室

東京(高田馬場、三鷹)、静岡(三島)
入会金 月謝 教材費
なし 11,000円~17,600円(税込) 月謝に含まれる
授業内容 授業回数 対象年齢
プログラミング 月2~6回/60分~120分(回) 年長~高校生
  • 3年でプログラミング言語「Python」が書けて読める。
  • 生徒2名に対して1名の講師が付く個別指導学習スタイル。
  • プログラミングスキルに加え、プレゼンテーションやディスカッション能力も鍛えられる!
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  • 教室に通うようになって、先生や周囲から褒められるようになり自信がついてきたように感じます!
  • 少人数で丁寧に教えてくれるのでより実践的なスキルが身に付きました。
  • 子ども自身がプロセスや原因に興味を持つようになったところはとても良かったです。